ブランド概要
stst -hifimanufaktur は、1985 年SIEMENS のエレクトロニクスエンジニアとして経験を積んだStefan Strohmetz(ステファン・ストローメッツ)氏によってドイツに設立されました。現在工場はミュンヘンの西南西およそ100 キロのグラーベンにあります。ブランド名「stst」は、StefanStrohmetz 氏の頭文字に由来します。
“Absolut natürliche Musikreproduktion ohne jeglichen Sound-Effekt(色づけのない純粋で自然な音楽再生)” を目指し、高品質のハイファイコンポーネントの開発、製造、販売を30 年以上にわたり続けています。
理念
stst 社の発想と挑戦は、最高の音質と極めて高い耐久性を組み合わせたオーディオ機器を開発することです。そこに不必要なギミックや斬新なデザインの入り込む余地はありません。stst 社は使用する全パーツの98% を自社内で一つ一つ丁寧に手作りしています。
ダイレクトドライブを可能にするオリジナルモーターおよびモーターコントローラー、トーンアーム、プラッター、フローティングシステム、シャーシ、キャビネット、これらすべてのパーツが自社生産されています。僅かな例外は、製品に付属するダストカバー製造とキャビネットの塗装工程だけです。
この自社生産と管理へのこだわりから、会社規模は非常に小さく、必然的に生産台数は限られMotus Ⅱ DQ は年間およそ60 台のみの生産になります。stst 社設立当初は、ベルトドライブプレーヤーの開発も行っていましたが、この方式の限界を感じ、その後モーターとベアリングによる付帯音のないダイレクトドライブモーターを開発しました。確実な定速回転制御と高質量プラッターは、回転が非常に安定し、再生音の周波数変動が非常に少なくなる優位性があります。