Cubeは、3モジュールマウント可能なデスクトップ型の500シリーズパワーラックで、500シリーズモジュールの楽しさと可能性を幅広く提供します。
Radialおよび旧APIシステムと互換性があり、最大500mAの共有電流を供給可能です。オプションで角度調整ができ、テーブルトップに埋め込み設置も可能です。
14ゲージスチール製の堅牢なフレームにデュアルゴールド接点EDAC 15ピンコネクターを採用し、最適な信号転送を実現。外部電源は500mAの十分な電流を提供し、高電流消費のモジュールにも対応。別途48Vファンタム電源用に10mAを供給します。リアパネルには各スロット用の標準XLR端子と1/4インチTRS端子を装備し、複数モジュールのクロスパッチやパラレル処理が可能です。
従来のケーブルによるハードワイヤーパッチではなく、革新的なフィード機能でモジュール間を直接接続。ステレオモジュールもハンダ付け不要でスイッチ操作により同期が可能。各スロットにはOmniportも装備され、ゲートのキー入力など独自機能の実装に対応しています。
安全性を確保するためホットスワップを推奨していません。サードパーティー製のモジュールが安全にホットスワップ可能か保証できないためです。ただし、Radialの500シリーズパワーラック自体にはホットスワップ時の誤動作を防ぐ保護機能が組み込まれています。
はい。市場にある古いラックの中には、APIの当初仕様に準拠した1スロットあたり130mAの電流供給に留まるものがあります。これは起動に200mA以上を必要とする真空管プリアンプなど電流消費の多いモジュールには不十分です。PowerStripとCubeは共有電流方式を採用しこれを解決しています。起動時に突入電流が大きいモジュールを使用する時は、Cubeの前面スイッチを切った状態で1分待ってからオンにするとモジュールへ安定した電力を供給できます。
はい。CubeはRadialがWorkhorse開発時に定めた技術仕様を踏襲しています。
特に問題はありません。Omniportは未使用のピン接点を使っているため、接続されていても認識されません。
はい。14ゲージのスチール構造で頑丈に作られているため、過酷な環境での使用に耐えます。PowerStripはラックマウント可能な点で特に適しています。
信号を分岐し、例えばプリアンプの信号を2つの異なるモジュールに同時送信して、ドライ信号と歪ませた信号をミックスしたりユニークな効果を加えたりする処理です。後でミックスバランスを調整できます。
モジュールに追加機能を持たせるためメーカーが使う1/4インチTRSジャックです。モジュールによって機能は異なります。
いいえ。これらはモジュールに電力と入出力コネクターを供給するだけで、音に影響を与えるオーディオ回路を含みません。
はい。同レベルの信号であれば単純に合成されますが、ノイズが増える可能性があります。
はい。ほとんどの500シリーズモジュールの出力はラインレベルで、スタジオパッチベイのマルチ出力のように機能します。
はい。FEED機能は1つのスロットのXLR出力を次スロットのXLR入力につなぐ機能で、Radial以外のモジュールでも動作します。
いいえ。モジュール本体にリンク機能がなければCubeのリンクスイッチは無効です。
はい。なお、使用中のモジュールで+48Vファンタム電源がオンの場合は両方の入力に送られます。
EANコード: 0676101040445