JPC
ステレオ PC-AV DI
製品紹介
Radial JPCはPCのサウンドカードや民生用オーディオ機器への使用を前提にデザインされたステレオ・ダイレクトボックスです。
JPCは独自のトランスによるアイソレーション入力とアクティブサーキットを組み合わせることで、それらの優れた特性を活かし、コンパクトながらフレキシブルです。
トランスによるアイソレーション入力はグランドループなどが原因のハムノイズなどを防ぎます。またアクティブサーキットにより信号をバランス、ローインピーダンスに変換します。それらを組み合わさることで、高い音質とハムノイズ問題の解消を両立させました。
フレキシブルな接続
1/4"、1/8"入力、RCA入力、スルーアウトまたステレオ -10dBパッドスイッチを搭載しており、フレキシブルな接続が可能です。48Vファントム電源インジケーターを搭載し、すぐに電源状況を把握可能です。他のRADIAL製品同様、過酷なロードにも耐え得るようスイッチ類を保護するブックエンド・デザインを採用。内部PC基板なども軍用レベルのものが使用されています。
底面のノンスリップラバーパッドにより、滑りによる落下と、外部アンプなどの金属部分を隔離します。
高いコストパフォーマンスを実現したアクティブハイブリッド・デザイン
システムを構築する際の最も大きな問題はおそらくグランドループが原因のハムノイズの除去です。大半の民生用機器は他の業務用機器との接続を想定されていなく、通常の使用ではノイズの問題などは生じません。
しかしながらPCのサウンドカードなどを業務用機器に接続しますと、サイクルハムなどのノイズ問題が生じることがあります。そういった問題の解消にトランスによるアイソレーションは最適です。
主な特長
- PCのサウンドカードへの使用を前提としたステレオ・ダイレクトボックス
- -10dB民生用ライン信号をバランス・マイクレベルに変換
- グランドループを防止するトランス・アイソレーション入力
- コンパクトで使用が簡単なデザイン
- 電池の消耗を配慮する必要のないファントム電源による動作
- 極めて高い耐久性を実現する14ゲージスティール・ブックエンド・デザイン
- 1/4"、1/8"、RCA接続
- 入力していないインプットをスルーアウトとして使用可能
接続例
技術仕様
- Audio circuit type: Unity Gain buffers and inverters using low noise high end audio grade operational amplifiers
- Frequency response: 20Hz ~ 20kHz +/- 2dB
- Signal to noise ratio:
- Dynamic range: 111dB
- Noise floor: -97dB below 0dB Out
- Equivalent input noise: -94dBu
- Maximum input: +17dBu
- Phase deviation: +29º at 20Hz | -5º at 1kHz | -80º at 20kHz
- Total harmonic distortion: 0.01% @ -15dBu Output
- Inter-modulation distortion: Less than 0.15% at any level below clipping
- Input impedance: 10kΩ
- Output impedance: 600Ω
- Input pad: -15dB
- 48V power LED Two 48V phantom indicators, one for each channel
- Ground lift: Disconnects pin-1 at the XLR outputs
- XLR configuration: AES standard (pin-2 hot)
- Power: 48V Phantom Power (each channel requirers 48V phantom)
- Construction: 14 gauge steel chassis and outer shell
- Finish: Durable powder coat
- Size: 3.3" x 5.0" x 2" (84 x 127 x 48mm)
- Weight: 1.55lb (720 g)
- Conditions: For use in dry locations only between 5°C and 40°C