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NORDOST
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NORDOST社は1991年に設立され、航空宇宙産業とNASA/航空宇宙局に関連したスペースシャトルプログラムのために最初に開発した精密伝送ソリューションを使って、オーディオと医学のフィールドを専門に扱うハイテクケーブルの製造会社です。精密外科手術と宇宙飛行に不可欠な特別ミッションの基礎は、会社に願っても無い大きな開発予算と前例がないほどの生産精度を提供しました。最初の製品は、1992年に開始され、折れにくく丈夫な絶縁被覆FEPで造られた画期的なフラット形状のスピーカーケーブル、Flatline Goldでした。しかしそのキャパシタンス、インダクタンスのきわめて少ない驚くべき音響性能は、実に一種の特別な物としてすぐに単線コア導体のフラットケーブルの音響イメージを確立しました。
それに続く技術と概念のさらなる開発は他の価格帯の一連の製品群の性能に飛躍的性能を付加していきました。NORDOSTは競争に対して公に製品の性能スペックを発表しており、この信頼性が市場に受け入れられ、そしてこの戦略が、世界中のハイファイショーに参加している メーカーとしてオーディオファン達の必須試聴リストに高水準にとどまって、伝説的NORDOSTケーブルに確かな勝利をもたらしたのです。

会社概要



ブランド名  NORDOST  
メーカー名  NORDOST Corporation
所在地    マサチューセッツ州アシュランド  
代表者    ジョー・レイノルズ  
設立年    1991年            
NORDOST

NORDOSTのケーブルは北欧神話に基づいて命名されています。

NORDOSTの技術

「フラットが美しい − また音がより良く聴こえるのです」
すべてのNORDOSTスピーカーケーブルがフラットである理由とは…

NORDOSTのデザインの使命は、ケーブルの中で電気的相互作用を最小限にすることにあります。しかしこのゴールを達成するのは難しいことです。例えば、インダクタンスとキャパシタンスが、一方を減らすことは他方を増やす傾向があるという結果となり、電気力を対立させてしまいます。この「ジャッグリング アクト」を勝ち取る唯一の方法は、ユニークで直ちに識別可能なNORDOSTスピーカーケーブルのコンダクター/導体の特有な配列、パラレルシリーズにあります。しかし、NORDOSTのフラットケーブルはただ見た目に美しいだけではありません。極めて正確な間隔に置かれた並列コンダクターグループの生産を可能にした独自の押出加工、FEP(Fluorinated Ethylene Propylene)、信じられないほど丈夫な、耐火性、耐圧力に優れた理想的なケーブル被覆としてこの低損失絶縁材を用いています。
NORDOSTのフラットな、複数のソリッドコアコンダクターケーブルは、電気的性質の完璧なバランスを達成することができる唯一の形状です。 それらが、このような実用的、かつ審美的な利点を提供することはただの付加的特徴にすぎません。
なぜならケーブルは本当に生と死の問題だからです。

もしオーディオ/ビデオケーブルが完全で無くても、誰も死ぬことはありません。一方、宇宙飛行士、パイロット、外科医と心臓病患者が彼らの、そして他の人の人生を、人間の毛より細いケーブル性能に賭けているのです。
そして、医療現場、軍と航空宇宙専門家が、自分たちの人生をケーブルに頼っているのです。彼らはNORDOSTに絶対の信頼を置いています。NORDOST社の主要部はこうした最先端科学分野でのスペシャルケーブル研究なのです。すべてのオーディオとビデオケーブル製造業者の中でほぼ唯一、NORDOSTはこれら最先端の、生死に関する分野によって要求されるのと同じ最新のテクノロジー、上質の材料、厳格な生産許容/公差をハイファイに適用しています。 それは、絶対的な精度と一貫性で、1インチの100万分の1よりも少ない許容/公差を意味するのです。 ケーブルの構造は、他のいかなる製品でも破壊する化学溶剤や虐待による攻撃によるものや、温度の極限と湿度から生き残らなくてはならないのです。 この「厳しい試練」は、NORDOSTにただもっと良く音が聴こえるようにするだけではなく、厳しい使用のいくつかの終生に耐えて、そして、それらが製造された日よりもさらに音が良く聴こえることができる製品を作ることができるようにするのです。何よりも、この業界の最も精密な、そして一貫した製造プロセスのおかげで、NORDOSTのケーブルは評論家が激賞するケーブルとまったく同じものを購入できるのです。

<優れたFEP(Fluorinated Ethylene Propylene)絶縁被覆>
軍、医療、航空宇宙産業でのNORDOSTのルーツは、人に知られている最も進歩した資材テクノロジーをNORDOST社に利用する権利を与えました。1990年代初期に、NORDOSTの最初のオーディオ製品の開始からずっと、NORDOSTは常に最も高い品質を強く要求して、NORDOSTのケーブルの誘電体とカバーでの使用にFEPを採用しました。FEPは多くの利点を持っています。
主として、最も一貫した、そして最高の機能を有す誘電体が、空気という例外をもって、利用可能なのです。さらに、FEPは非常に耐久力があり、化学物質溶剤にも、磨り減り、繰返曲げや気温の両極端にも耐えられるのです。結果として、音がより良く聴こえるだけではなく、はるかに超寿命のケーブルになります。NORDOSTは、利用可能な最高のFEPを使用し、そして絶えずFEP材料技術での最新進歩を研究し続けています。

<マイクロモノフィラメント技術>
既にお伝えしたように、優れたNORDOSTのFEPより優れている唯一の絶縁体は空気です。ケーブルデザイナーと知識あるオーディオ批評家、理論物理学と実験に基づいた経験がすべてエアスペースを備えた絶縁体が理想と考えています。
問題は、本当の空気絶縁体を備えたケーブルが絶縁と柔軟性の克服し難い二重の困難を持ち合わせていることです。絶縁させるために、それは堅くなければなりません。もしそれが堅いとすれば、それは柔軟であるはずがないのです。種々の試みによりこの行き詰まりを解決できましたが、一つも消費者の使用に実用的なものはありませんでした。
NORDOSTは、それぞれのコンダクター/芯線導体の回りに正確に間隔をおいてらせん状に超高純度のFEPモノフィラメントの糸を巻いて、そして次にそのらせん構造の上にFEPジャケットを押し出しています。 モノフィラメントがラインによる「隔離」となり、FEPジャケットは、決してコンダクター/芯線導体には触れません。FEPらせん構造は80%のエアーギャップを達成し、完璧な柔軟性の維持と最小のローキャパシタンスを得ています。これは他のどのようなブランドのケーブルも達成することができないNORDOSTのオリジナルテクノロジーです。

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その上、この技術は、デジタルとアナログのインターコネクトから、電源コードとスピーカーケーブル、同軸ケーブルとNORDOSTのトレードマークのフラットケーブルまでの全てのオーディオケーブル全レンジに渡って応用できるのです。けれども、そのためにNORDOST社の言葉を全面的に信用しないでください。数字は嘘を言いません。
理論的に完璧なケーブルは、、光の速さで信号を伝えるでしょう。しかし、実世界でそれに及ばない全てのケーブルは、その遅れは、伝搬遅延と呼ばれて、そしてVLのパーセンテージ、あるいは光の速さとして表現されるのです。マイクロモノフィラメント技術が、NORDOSTに光速の90%以上の速い伝搬遅延バリューを達成する全てのデザインを作り出すことを可能にしたのです。デティールの増加とダイナミックな鮮明度、レスポンスのスピードとレンジ、これらの全てが進展しています。とりわけ超広帯域幅、驚くべき位相精度、それらすべてが、あなたの機材に閉じ込められた他のケーブルの性能を解き明かして、音楽的なパフォーマンスをドラマティックによりいっそう自然と真実味を持つようにさせるでしょう。

それは、マイクロモノフィラメント技術が、ハイファイケーブルの技術的そして聴感上の性能の両方に大変革をもたらしたと言っても過言ではありません。そのことは、NORDOST社のマイクロモノフィラメント製品で達成した驚くべき批評やまた、NORDOST社が開発した技術の直接の結果であるNORDOSTケーブルのリファレンスレベルパフォーマンスを信頼する評論家の人数に反映しているのです。

ある意味で自社製品の伝搬遅延の数値を公表するケーブル製造業者が他にはどこにもいないということは驚きではありません。

そして今 − 新スタンダード
それでも、オーディオ技術に関して言えば、広く一般に最先端技術の存在として認められるものを産み出したにもかかわらず、NORDOSTは、まださらにマイクロモノフィラメントへのアプローチを洗練して、さらにもっとケーブル技術の境界を押し進めました。精密な配列で二重らせん形に巻き付けたフィラメントを使うことによって、さらにエアーギャップを増やし、機械的減衰と伝搬遅延値を改善している間に、NORDOST社は絶縁体接触面を85%より下に低減することが出来ました。それは、製造するために常に前もって精度の不可能的なレベルを要求し、達成するために信じられないほど難しい構造ですが、ただNORDOST独自の押出整形技術のみが達成できるのです。相違は小さく思われるかもしれません。しかし、あなたが操作するときあるいは、最先端技術を超えられた時、小さな相違が驚くべき有意なものと判明するのです。

とにかく聴いてみないことには判りません。
NORDOSTのマイクロモノフィラメント技術は最初にヴァルハラケーブルがパフォーマンスにおいて新しいリファレンスとして確立しました。さらにそれは今、デュアルマイクロモノフィラメントの登場で更なる飛躍を遂げています。

Odin − デュアルマイクロモノフィラメント
− 音声信号転送のための新しい最高のリファレンス −

NORDOSTマイクロモノフィラメントは、モノフィラメントがラインによる「隔離」となり、FEPジャケットとの間のキャパシタンスを軽減しています。デュアルマイクロモノフィラメントではさらにこのモノフィラメントラインを2本よじって巻き付けることにより、芯線とFEPジャケットとの間の「隔離」は点接触となり、芯線はほとんど中空に浮いたようになり、キャパシタンスは極限まで低減されています。これは他のどのようなブランドのケーブルも達成することができないNORDOSTのオリジナルテクノロジーです。同時にNORDOSTスピーカーケーブルでは単線をフラットに並べることにより巻線/撚り線によって生ずるインダクタンス問題をなくしています。

<トータルシグナルコントロール(TSC−Total Signal Control)その飛躍的進歩>
シールドが完全ではないと、少しのRFI(無線周波妨害)とEMI(電磁波妨害)が必然的にシールドを通過しコンダクターに影響を与える間に、極少量のオーディオ信号がシールド上に漏れ伝わってきます。残念ながら、携帯電話機、マイクロウェーブ、レーダーやその他多くの高周波電磁波汚染物質、これらの満ちあふれた世界では、インターコネクトが正確に機能するために完璧なシールドが必要です。

この非常に複雑な技術が、産業界の最初でたった一つの目的、100%の遮蔽を達成するという計画をオーディオケーブルがもたらしたのです。はじめとして、NORDOSTはそのデュアルマイクロモノフィラメント技術、それぞれ個別に挟み込まれた芯線ジャケット、重なった薄いフラット構造、これらをシルバーメッキOFC銅の精密な単線導体に適用しています。最小限の物質から完璧な性能を保証するために必要な幾何学的な精密度を維持するためには素晴らしい精度と信じられないほど厳重な許容値を必要とするのです。結局のところ、誰でもこの問題において大量の金額を投じることはできます。しかし、そこに確かな技術がなければそれは機能しないで音を破壊することになってしまいます。
精密な工業技術の結果は、コンダクターからオーディオ信号のどんな漏出をも防ぐと同時に、外部のEMI(電磁波妨害)とRFI(無線周波妨害)に対して完全なシールドを実現するというケーブルの完成です。高性能のケーブルデザインの歴史で最も重要な飛躍的進歩、トータルシグナルコントロールは信号のすべてを内に保持しそれ以外のものは全て排除することです。TSCは、独自の、そして特許取得済みの技術で、Odin最高のリファレンスケーブル製品群に限定されます。

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