Peluso 22 47

チューブ・マイクロフォン

22 47 （生産完了品、在庫限り）

製品紹介

Peluso 22 47は，Neumannの伝説的なマイクロフォンである「U 47」のスタイルに影響を受けて設計されています。1970年代にドイツのラジオ局が，オリジナルのU 47をガラス三極管スタイルのチューブに改良したものが，のちに放送局でのスタンダードと なり，広く世の中に知られるようになりました。Peluso 22 47は，このガラス三極管タイプのチューブを採用しています。このチューブを採用することにより，高いゲインと低いノイズフロアを実現しています。

またU 47の低域のニュアンスに加え，スムースな中域，バランスのとれた高域を持ち，様々なアプリケーションで活躍するマイクロフォンとなっています。パワーサプライにPeluso MX-56を採用し，無指向性から双指向まで9つ指向パターンを選択することができます。また専用ケーブルには大型の7ピンを採用し，確実なケーブルコネクションを可能にしています。マイクロフォン本体，木製のボックス，パワーサプライ，専用ケーブル，ショックマウントをまとめてキャリングケースに収納することができます。

22 47シリーズについて

Peluso 22 47シリーズはすべて，Neumannのヴィンテージ「U 47」のスタイルに影響を受けています。1950年代から60年代にかけて製造されたこの伝説的なマイクロフォンは，クリアなサウンドとスムースで暖かみのある中域，そしてバランスのある高域を特徴としていました。ビートルズのレコーディングで脚光を浴び，その後のレコーディングにも数多く使用されていましたが。しかし残念ながら，心臓部のTelefunken VF14チューブの生産が中止されたため，NeumannもU 47の製造を完了しました。22 47 LEは，このドイツ製のヴィンテージタイプのチューブを採用しています。この希少なチューブの入手には多くの年月を必要としました。このことにより22 47 LEは，当時のU 47に非常に近い音色を得ることが可能となりました。22 47 SEは，アメリカ製のメタルチューブの中で，近い特性を得ることができるものを厳選しました。その結果，U 47の持つ特性を低価格で実現しています。22 47は，1970年代にドイツのラジオ/放送局でスタンダードとなったガラス三極管を使用した「47」に近い音色を実現するために，コンポーネントを厳選したモデルです。

技術仕様

Capsule Type: Condenser Pressure Gradient w/ 34mm capsule
Frequency Range: 20Hz/22KHz
Polar Pattern: 9 - Switchable from omni- to bi-directional
Sensitivity: 12mv/pa
Impedance: 200 ohms
SPL: 140 dB
Equivalent Noise: 12 dB(A)
Tube Type: CE-6072A
Power Requirements: Dedicated Power Supply, 100V AC
Size: 59.5mm x 196mm
Weight: 775 g