KL-8
ラックマウント・キーボードミキサー
主な特長
- キーボード用の4系統ステレオ・アナログ入力
- ラップトップのソフトシンセ用リダンダントUSB接続
- ステレオAUXセンド/レシーブ,フットスイッチ(オプション)による切替
- サイレント・モニタリング用のヘッドホン出力およびCUEスイッチ
- 大規模セットアップ用に複数のKL-8をリンク可能
製品紹介
ミックスのコントロール
Radial KL-8は,キーボードのプロフェッショナルが使用することを想定して作られた,強力なミキシングステーションです。最大4台のキーボードをモノラル/ステレオで接続し,それぞれのレベルコントロール,AUXセンド,LEDインジケータを備えています。ステレオAUXセンド/レシーブは,ラックマウントのリバーブ,ディレイ,エフェクトペダルをフィードするために使用可能です。あるいは5番目のキーボード入力としても活用できます。
MIDIおよびUSB接続により,高品質24-bit/192kHzオーディオコンバータを利用して,ラップトップのソフトシンセを簡単にコントロールできます。
KL-8には,PA用にトランスアイソレートされたXLRメイン出力,ステージ上のスピーカーセット用のモニタ出力,ローカルモニタリングおよびテスト用のヘッドホン出力など,複数の出力オプションを用意しています。
リダンダントUSB入力
ノートパソコンの不具合によるプレイの中断を避けたい場合,KL-8にある2つのUSB接続が有効です。2台のラップトップをUSBポートA/Bに接続し,プレイバックマシンにトラブルが起きた場合に,他方のUSB接続にシームレスに切り替えることができます。USBチャンネルの切替は,KL-8フロントパネルにあるUSB SELECTスイッチ,もしくはオプションのJR1-Lフットスイッチにて行います。
サイレントキューイングおよびCUEスイッチ
内蔵ヘッドホンアンプによる2つのヘッドホン出力は,ミックス全体を静かにモニタしたり,選択した入力のみをメイン出力の送ることなくモニタすることができます。CUEスイッチを押すと,その入力がヘッドホンにルーティングされると同時にそのチャンネルの出力はミュートされ,メイン,モニタ,AUX出力には信号が送られなくなります。演奏に影響することなく,パッチ設定を簡単に調整し,USB経由の再生をテストできます。
接続例
技術仕様
- Maximum Input: +18 dBu (+16dBV)
- Input Impedance: 14.3 to 20k Ω (input level max / input level min)
- Input Gain Range: -80 to +18 dB
- Maximum Input: +11 dBu
- Input Impedance: 33k Ω
- Input Gain Range: -80 to +25 dB
- Maximum Output: +18 dBu
- Output Impedance: 2.2k Ω
- Input Gain Range: -80 to +2 dB
- Maximum Output: +28 dBu
- Output Impedance: 1.1k Ω
- Input Gain Range: -80 to +18 dB
- Dynamic Range: 90 dB referred to +28 dBu, 102 dB A-Weighted
- THD+N: 0.01% (100Hz to 20kHz @ 0 dBu) (-80 dB)
- Maximum Output: 0.4 W into 15 Ω (8.3 VRMS max)
- Output Impedance: 51 Ω
- Input Gain Range: -80 dB to +10 dB
- Bit Depth / Sample Rate: 24bit / 44.1, 88.2, 176.4, or 192kHz
- Frequency Response, All Outputs: 20Hz to 20kHz +/- 0.5 dB
- Size (L x W x D): 19” x 7” x 1.62” (48.26mm x 17.8mm x 4.13mm)
- Weight: 6.25lbs (2.83kg)
- Shipping Size (L x W x D): 55.9mm x 26.4mm x 11.4mm
- Shipping Weight: 4.04kg
- Conditions: For use in dry locations only between 5°C and 40°C
- Power: 100V to 240V, locking 4-pin XLR