StageBug SB-2
パッシブDI
製品紹介
本機は、キーボード、アクティブ・ベース、アコースティック・ギター等出力が高い機器に最適な、パッシブDIボックスです。回路はトランスでアイソレートされており、動作には電源も不要です。ただ繋ぐだけでプレイできます。強く弾きすぎてしまっても、搭載するパッシブ回路がピークを和らげ、暖かく心地よいサウンドにします。
更に、本機のトランスは入力と出力をアイソレートしているので、グランドループが原因で起こる不要なバズやハムも取り除きます。グランドループは、キーボートとミキサーなど2つの機器の電源を一緒に取ることが原因の場合があります。本機はパッシブなのでグランドループを浮かせ、ノイズを取り除けます。
チューナーやギター・アンプを繋ぐ
本機にはTHRU端子があります。この端子にはステージ上のアンプを繋ぐことができます。このようにすれば、ステージ上でアンプからの音をモニターしながら、同時にPAにも信号を送れます。この出力は楽器からの信号をダイレクトに出すのでPADスイッチの影響は受けません。このTHRU端子にはチューナーを繋ぐこともできます。
オート・マージ機能
本機にはオート・マージ機能があります。これは、キーボードやオーディオ・プレイヤー等、ステレオ機器からの信号をモノにまとめて、XLR端子から出力する機能です。繋ぐ機器のL/R出力を、本機のINPUTとTHRU端子に繋ぐだけで、OUTPUTからモノ信号を出力します。
グランド・リフト
アンプとPAを同時に接続すると、うなるようなノイズが出る場合があります。ハムやバズがある場合、その殆どはグランドループが原因です。本機のパッシブ回路に搭載しているトランスによりこの問題を解決出来ます。大抵この問題はグランドを浮かせる事で解決します。
出力が大きな機器と使う場合にPADスイッチを押す
-15dB PADを押すと本機の入力感度を減らします。これにより信号レベルを下げます。アクティブPUのベースやデジタル・キーボード、あるいはオーディオ・プレイヤーのヘッドホン出力のような高出力の機器を繋ぐ場合に使います。
接続例
技術仕様
- Audio circuit type: Passive, transformer based
- Number of channels: Single channel (mono)
- Frequency response: 20Hz ~ 20KHz (± 0.5dB)
- Dynamic range: 115dB
- Maximum input: +20dB
- Total harmonic distortion: 0.005% @ 1kHz
- Phase deviation: 3° @ 100Hz; 8° @ 50Hz
- Input impedance: 140k Ohms, unbalanced
- Output impedance: 1k Ohms, balanced
- Transformer: Eclipse ET-DB3, 12:1 ratio
- Shield: Copper foil
- Input pad: -10dB
- Auto merge: Sums left & right sources to mono
- Ground lift: Disconnects pin-1 at XLR output
- XLR configuration: AES standard (pin-2 hot)
- Connectors: 1/4" in & thru, XLR-M out
- Construction: 14 gauge steel chassis & outer shell
- Finish: Durable powder coat
- Size: (L x W x D) 4.5" x 1,85" x 1.35" (114mm x 47mm x 34mm)
- Weight: 0.55 lbs (250 grams)
- Shipping size: (L x W x D): 8" x 5" x 3" (203mm x 127mm x 76mm)
- Shipping weight: 0.8 lbs (365 grams)
- Power: Passive, no power required
- Conditions: For use in dry locations only between 5°C and 40°C