Twin-Cityは、任意の2台のギターアンプを接続し、ノイズやゲイン損失、音質劣化なしで切り替えや同時駆動ができるアクティブアンプセレクターです。 クラスAバッファー回路を内蔵し、滑らかで静かなスイッチングを実現します。
出力Bにはアイソレーショントランスを搭載し、グラウンドループによるハムやバズを排除。 また、グラウンドリフトスイッチと180°位相反転スイッチを備え、両アンプの位相を合わせることができます。 入力部のDrag Control負荷補正により、ギターのピックアップにチューブアンプ直結時の自然な負荷を再現し、原音のニュアンスをそのまま伝えます。
ご注意:アダプターは付属しておりません。別途ご用意ください。乾電池では使用できません。
2台のアンプが同じ電気的グラウンドを共有すると、漏れた直流電流が回路内を循環し、ハムやバズの原因となります。これをグラウンドループと呼びます。トランスは交流信号は通しますが、直流ノイズは効果的に遮断します。トランスを介して音声信号を接続することで漏れ電流とノイズが減少します。
Switchboneは100%ディスクリートのクラスA回路で、チューナーアウトや可変ゲインのパワーブースターを備えています。Twin-CityはSwitchboneの機能を絞り、小型で手頃な価格となっています。
Twin-Cityのスイッチは見た目は普通のスイッチですが、実際には非ラッチのモーメンタリースイッチで、内部の電子回路を動作させ信号を切り替えます。これにより機械的な摩耗や接点の固着を防ぎ、長寿命を実現します。
いいえ。バッテリーは環境負荷が高く、切れやすいため推奨しません。代わりに外部の9V電源かマルチペダル用のパワーディストリビューターを使ってください。
多くのアーティストはギターとTwin-Cityの間にモノラルのコーラスを入れます。ステレオコーラスは観客には聞こえにくいためです。Twin-Cityの後ろに置くこともできますが、トランスアイソレーションの効果が減ることがあります。
多くのABYボックスに共通する問題です。Twin-Cityはバッファーとアイソレーショントランスを搭載し、この問題を解決します。
信号を駆動するユニティゲインアンプの一種で、ディスクリート素子で構成されたクラスAバッファーは、チップベースより自然な音質と評価されており、Twin-Cityに使用されています。
通常のダイレクトボックスはローインピーダンスのバランス出力ですが、Twin-Cityの出力はハイインピーダンスです。第二のハイインピーダンス出力をDIとして使う場合は、ケーブル長を15mに抑えてください。ABY出力からRadial ProDIへつなげばバランス信号に変換し、100mまで延長可能です。
いいえ。メモリー機能はなく、起動時には初期設定に戻ります。使用開始時は設定を選び直してください。
EANコード: 0676101039319