t|AQWOは、METRONOME TECHNOLOGIE初のSACD/CDトランスポートです。METRONOMEのDSD対応のD/Aコンバーター、c|AQWOとの組み合わせでSACDのデジタルデータの伝送が可能となります。SACD のデジタル伝送方式は、HDMIケーブルを使用したMetronome独自のI²S接続です。トランスポート部とD/Aコンバーター部を分離させるだけでなく、それぞれの電源部も別筐体として設計され合計で4筐体のSACD/CDプレイバックシステムになります。
特徴
- 別筐体電源部は、Kalistaブランドでも採用されている強化電源のELEKTRA外部電源をt|AQWO・c|AQWO用に専用設計しています。
- AQWOシリーズは、構想と設計からPCBの手はんだ付け、ハンドクラフトによる組み立て、テストまでのすべての段階を全てフランスでおこないます。1台の製造には5日間を有し、48時間のバーンイン時間を経て完成します。メトロノームの伝統的な外観と最先端のアプローチを組み合わせた現代的で洗練されたデザインをまとい、時代を超越した品質を実現しています。
- 優れたスタビリティーのトップローディング方式にこだわり、ドライブメカをフローティングで搭載しSACD/CDメディアの情報を正確に抽出するために惜しみない技術が盛り込まれています。まさにアナログプレーヤーを超えたSACD/CDプレイバックシステムとしてそのリアルな音場感と暖かみを携えた空間表現はMETRONOMETECHNOLOGIEの伝統です。
- 操作系には、大きく読みやすいアスペクト比21:9の6.2インチ・タッチパネル・ディスプレイを採用し直感的に素早く操作できます。基本的な操作を全て操作可能でサブメニューでリサンプリング等が設定できます。
- SACD/CDプレーヤーでは殆ど他に類を見ないトップローディング方式を採用しました。
- D&M製ドライブメカを独自にモディファイし製品中央にフローティング構造で搭載しています。
- 新形状デルリンクランプとステンレススチール・スピンドルシャフトにより、高安定性、高読み取り精度、低ジッターを実現。
- 4種類4系統のデジタル出力(I²S HDMI、S/PDIF:RCA、AES/EBU:XLR、TOS光)
- CDおよびSACDディスクからのPCM44.1kHz/16bitおよびDSD64情報をダウンサンプリングおよびアップサンプリングできます。
- 高品質の航空機部材グレードアルミニウム合金の20mm厚フロントフェイスプレートと厚さ2mmのスチールシャーシは、高剛性を確保し振動を低減します。
- 3個のトランスフォーマーと7系統のレギュレーターによりドライブメカ、コントロール回路、デジタル回路それぞれに極めてクリーンな電源供給をおこないます。
- 小容量キャパシターを並列で数十個使用しチョークコイルを組み合わせた低インピーダンスでローノイズ電源回路を搭載しています。
- 電源出力回路には、メトロノーム専用のオーディオグレードのカップリングキャパシターを搭載しています。