
私たちの歴史

世界の一流品をお届けして60年。
エレクトリは世界中から厳選した一流のオーディオ製品を日本の皆様にお届けしてきました。
千代田区平河町2丁目 旧北野アームスに株式会社エレクトリ設立
創業者 服部一郎は、セコニック株式会社、ニューヨーク支店にてエンジニアとしてキャリアを積んだ後、1964年12月23日に株式会社エレクトリを設立しました。クワッドエイトやテレフンケンなど、録音スタジオやポストプロダクション向け製品の輸入販売からエレクトリの歴史は始まりました。
アメリカ ALTEC Lansing社 取引開始
ウェスタン・エレクトリック社の流れを汲むオール・テクニカル・プロダクツ社がランシング・マニュファクチャリング社の買収を機に、同社の社長ジェームス・B・ランシングを迎え、1941年に設立されたアルテック・ランシング社。同軸2wayユニットの名機と称された604Bは高い評価を受け、AutographやParagonと並び多くのレコーディングエンジニアの支持を集めました。またA5やA7を代表とする「The Voice of Theater」シリーズは、シネマ用スピーカーの標準機として全国の映画館に導入されました。特にA7はオーディオ愛好家の高い評価を得ており、TannoyのAutographやJBLのParagonと並び、ハイエンドスピーカーの礎を築きました。アルテック本社の買収に伴い、1986年 に総輸入販売代理店業務を終了しました。
アメリカ Gas社 取引開始
日本文化をモチーフにネーミングされた「Gozzilla」「Ampzzilla」「Theadra」は、カリフォルニアの鬼才ジェームス・ボンジョルノによって設計されました。圧倒的なパワー感のあるアンプは、アメリカンサウンドの象徴として一世を風靡しました。
アメリカ McIntosh社 取引開始
アメリカの名門ブランドであり、ハイエンドオーディオの象徴とされたマッキントッシュは、日本のオーディオ愛好家に大きな注目を集めました。またエレクトリは、それまで知られていなかった同社のスピーカーシステムXRT20の普及に努めました。付属のイコライザーMQ107によるボイシングにより、量感のあるサウンドが人気を博し、「XRT」シリーズはハイエンドスピーカーのエポック・メイキングな存在となりました。
輸入商社8社による輸入オーディオ協議会(後のIASJ)が発足
服部一郎は当会の中心的役割を担い、初代会長として1986年までの立ち上げ期を支えました。
アメリカ Threshold社 取引開始
ハイエンドオーディオ界に歴史を残すネルソン・パス(現・Pass Labo社)が最初に設立した会社です。
アメリカ LEXCON社 取引開始
レキシコンは、かつて録音スタジオに必ず導入されていたデジタルリバーブでした。特にModel 480Lは、当時の音楽業界に大きな影響を与え、エレクトリが世界で最も多く販売したモデルとなりました。1988年には、Logic7のサラウンドプロセッサーが、ホームシアター愛好家の間で大きな注目を浴びました。
千代田区平河町2丁目から新宿区上落合1丁目に社屋移転
服部一郎が会長を務める輸入オーディオ協議会が主催した、第一回輸入オーディオショーが九段グランドパレスで開催されました。
アメリカ Kloss Video社 販売開始
エレクトリの映像事業は、クロスビデオ社のノバビームから始まりました。シュミットレンズ型の撮像管を採用したノバビームの3管型プロジェクターは、カーブドスクリーンとの組み合わせにより、照明下のリビングでも楽しめるほどの明るさで、ハイエンド向けオーディオシアターの火付け役となりました。
ドイツ Neumann社 販売開始
世界中のレコーディングスタジオで定番とされるU87Aiは、1967年に発売されて以来、エレクトリは26年間にわたるノイマンの黄金期を支え続けました。ノイマン本社の買収に伴い、2012年に総輸入販売代理店業務を終了しました。
スイス Gretag社 取引開始
アイドホールは、ライトバルブ方式を採用した、重量が500kgに達する世界最大級の大型プロジェクターでした。この年、東京ヒルトンインターナショナルの「菊の間」にて、アイドホールのお披露目となる視聴会を開催しました。
アメリカ Faroudja 取引開始
まだビデオがNTSCだった時代、ファロージャーのラインダブラーはフィルムのような質感を再現する技術として、映像業界に衝撃を与えました。その後チップ化され家庭用テレビに組み込まれるなど、ビデオ処理技術の普及に大きく貢献しました。
ベルギー BARCO社 販売開始
バーコ社の3管型プロジェクターは、高輝度、高解像度のCRT管を売りに、フォーカスリングやコンバージェンス調整など、細部にわたる微調整機能により、追い込むほどに美しい映像がAudio&Visualブームの中心的な役割を果たしました。また、業務用途としても高い評価を受けており、多くの文教・企業の視聴覚設備に導入されました。バーコ社の日本法人化(バルコジャパン)に伴い、1995年に総輸入販売代理店業務を終了しました。
アメリカ AMX社 取扱開始
1982年にスコット・ミラーがテキサスに設立したAV機器のコントロールメーカーです。タッチパネルを使い視聴覚設備機器を直感的に操作できるAMXコントローラーは、現在においても大学の教室・企業の会議室に広く普及しています。
イギリス ATC社 取引開始
スタジオ用スピーカーのドライバーユニットを製造する会社として、1974年にビリー・ウッドマンによって設立されました。ATCのスピーカーシステムは、世界中の多くの有名レコーディングスタジオで採用されており、イギリスを代表するスタジオモニタースピーカーとして高く評価されています。
スイス EMT社 取引開始
西ドイツの名門EMT社がベルギーのバーコ社の傘下となり、BARCO-EMT GMBHとなった年に取引が始まりました。アナログプレーヤーの名機930stの復刻版を限定販売した他、プロ用CDプレーヤーのEMT981は多くのオーディオファンに支持されました。
営業部を3事業部制に再編
エレクトリの事業拡大に伴い、営業部を3つの事業部に再編しました。
・コンシューマ事業部(ハイエンドオーディオ系)
・情報機器事業部(SR及び映像設備系)
・特機事業部(スタジオ及び放送局系)
アメリカ CREST AUDIO社 取引開始
SR用パワーアンプとして圧倒的なパワーと押し出し感を誇り、多くの有名シアターに採用されたアメリカンサウンドを代表するパワーアンプです。
イタリア UNISON RESERCH社 取引開始
1987年にベニスでジョバンニ・サケッティによって設立された、ウッドデザインを取り入れた質感のある真空管アンプのメーカーです。
アメリカ PASS Laboratories社 取引開始
ハイエンドオーディオ界のレジェンド、ネルソン・パスが1991年にLAに創立したパワーアンプのメーカーです。Xシンメトリ回路をはじめ、数多くの特許回路を所有する天才エンジニアのネルソン・パスは、素材とシンプルな回路にこだわった製品作りをポリシーとしています。
平川隆文が代表取締役に就任
新宿区上落合1丁目から豊島区要町2丁目に社屋を移転しました。
ノルウェー HEGEL社 取引開始
半導体を知り尽くしたベントホルターによって設計されたヘーゲルの製品は、歪みを極限まで軽減するSound Engine(特許技術)が特長の北欧らしいスタイルのアンプメーカーです。
フランス Metronome社 取引開始
全製品をフランスで設計・製造しているデジタルプレーヤーのハイエンドブランドです。独自の視点でヨーロッパらしい優雅さとしなやかな音質を再現する製品です。
アメリカ SST社 取引開始
旧・Gas社のジェームス・ボンジョルノが長い闘病生活を経て復帰し、発売された三部作「Ampzilla 2000」「Son of Ampzilla 2000」「Ambrosia 2000」は、ボンジョルノが現代のアンプを追求した自信作でした。
アメリカ MAGICO社 取引開始
アーロン・ウルフが1996年にサンフランシスコに設立した、現代を代表するハイエンドスピーカーです。エレクトリが世界で最初のディストリビュータとなりました。
McIntosh 業務移管
マッキントッシュ本社の買収に伴い、マッキントッシュ・ジャパンに業務を移管し、総輸入代理店業務を終了しました。
アメリカ Nordost社 取引開始
航空宇宙産業で培った精密な伝送ソリューションをオーディオの分野に活用したハイエンドオーディオケーブルです。
アメリカ FIRST WATT社 取引開始
ネルソン・パスの趣味が高じ作り上げたとされる、すべてハンドメイドのこだわりのアンプブランドです。
McIntosh 業務再開
マッキントッシュ本社の親会社変更に伴い、本社の強い意向を受けて、再び総輸入代理店業務を開始しました。
スイス Merging Technologies社 取引開始
DSD高解像度データ再生に完璧に対応したD/AコンバーターNADACを発売しました。
ヒビノ株式会社の傘下となる
株式会社エレクトリは、2016年3月11日にM&Aにより、ヒビノ株式会社の連結完全子会社となりました。
ドイツ stst社 取引開始
自社開発の低トルクダイレクトドライブとフローティング構造を併せ持つドイツのターンテーブルのメーカーです。
山本清彦が代表取締役に就任
イギリス Atacama社 取引開始
竹集成材を用いて硬質木材に匹敵する強度と優れた音響性能を持つオーディオラックです。
豊島区要町2丁目から港区海岸2丁目 日の出ビルに社屋を移転
日の出ビル9階 視聴室オープン
日本音響エンジニアリングによって設計・施工された、ハイエンドオーディオ専用の視聴室です。オーディオ製品のポテンシャルを引き出すために設計されており、高い静粛性と優れた音響特性を備えた特別な空間です。
日の出ビル9階 トレーニングルーム開講
AMXプログラマーを要請するためのトレーニングルームです。IPエンコーダーによるフルマトリクス伝送により、エクササイズを進めながら講師と受講者が相互に画面共有できる、最新のAV&ICT機器が設備されています。
安井芳史が代表取締役に就任
M9 GOLDEN SOUND受賞
MAGICO社の M9 が、「ステレオサウンド」誌のGRAND PRIX受賞製品の中で最も傑出した製品に贈られるGOLDEN SOUND を受賞しました。
創立60周年記念 試聴会 開催
エレクトリの創立60周年を記念して、弊社取扱いのハイエンドオーディオ製品を一堂に展示した試聴会を開催しました。
フランス REVIVAL AUDIO社 取引開始
スピーカー史上初の玄武岩素材サンドイッチ構造のユニットを採用したフランスの新興メーカーです。
カナダ Master Fidelity社 取引開始
マージング・テクノロジーズ社がゼンハイザーグループの傘下になったことで、コンシューマ向け機器の開発・製造は、バンクーバーに設立されたマスターフィデリティ社が担当することになりました。同社は、True 1-Bit D/Aコンバーターの次世代モデルであるNADACを開発しました。