株式会社エレクトリ 
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XP-17
■価格
シルバー: 770,000円(税込) / 700,000円(税抜)
ブラック: 880,000円(税込) / 800,000円(税抜)

XP-17シングルシャーシ・フォノイコライザーは、XP-15の後継機です。歴代のパス社製フォノイコライザーアンプを担当しているエンジニアのウェイン・コルバーン氏により設計されました。XP-17は、フラッグシップ・フォノイコライザーXS-Phonoの開発で学んだことをフィードバックしています。いくつかの要素をXP-17用に最適化し投入しました。ローレベルでの更なるノイズ低減、より精緻な高解像度、より良く制動された低域を追求し、魅力的な1シャーシのフォノイコライザーアンプです。

特徴

  • XP-17のRIAAイコライゼーションは非常に正確です。RIAAカーブはカートリッジのゲインや負荷にかかわらず、10オクターブ以上のバンド幅にわたって1/10dB以下の誤差を誇ります。

  • XP-17のゲインは、56dB、66dB、76dBの3ステップで広範囲に調整可能です。高出力なMMカートリッジから、非常に低出力のMCカートリッジも昇圧トランスなしで十分に使用できます。

  • 驚異的なノイズ/高ゲイン設計のXP-17は、0.08mV出力のカートリッジで0.5V以上のライン出力を得られます。PASSは、これらのスペックがフォノステージ分野において最高レベルの数値であると考えます。またXP-17の価格を考慮するとこれらのスペックは、驚異的と言えます。

  • 微小電流のフォノ信号を扱うため、左右チャンネルの信号経路はレイアウトを採用しクロストークを極限まで減らしています。結果、XP-17は、あらゆるカートリッジから驚くほどの繊細さと明快さを引き出します。

  • XP-17は、新たなシールドされた低ノイズ・トロイダルトランスを採用しています。これは、ヘッドフォンアンプHP-1で使用されたトランスに類似しています。ラインステージ・プリアンプとしても十分使用可能なHP1で得られたた好結果をXP-17にフィードバックしました。

  • XP-17は、対称型のN型P型Jfetを採用した非常に高い駆動電流と低ノイズ及び低歪みを実現した、全く新しい入力段を採用しています。XP-15は、N型Toshiba Jfetだけをオープンループ(ノンフィードバック)で使用していました。また、より大きな駆動電流は、EQのファーストステージに非常に効果的です。

  • 入力段のノイズは、フォノステージの最初のセクションにおけるTHD+N特性(全高調波歪み率+ノイズ)に大きな影響を及ぼします。ノイズを下げることにより、より良い解像度とダイナミクスが得られます。

  • XP-17は、より正確でより大きな信号レベルを扱うことができるXP-27やXS Phonoのような分割EQネットワークを使用しました。この分割EQネットワークは、高い周波数ではパッシブに、低い周波数ではアクティブに動作します。

  • セカンダリー・ステージ(ドライブ段)は、オートバイアス回路のToshiba MOSFETによる高バイアス出力段によって動作します。このセカンダリー・ステージは、バイアス値とToshiba MOSFET以外は、XP-15とよく似た構成になります。

  • xp17_B

仕様

ゲイン(@1kHz) 56dB、66dB、76dB(バランス)、50dB、60dB、70dB(アンバランス)
歪率 <0.004%
周波数特性 20Hz~20kHz(±0.1dB)、5Hz~100kHz(-3dB)
RIAA偏差 ±0.1dB(20Hz~20kHz)(Passive/Active EQ)
セットアップ項目 入力インピーダンス:10~47kΩ切替(ディップスイッチの組み合わせにより200通り以上)
負荷容量:100~750pF切替
入力端子 アンバランス(RCA)
出力端子 アンバランス(RCA)、バランス(XLR)
出力インピーダンス 110Ω(バランス)、220Ω(アンバランス)
消費電力 35W 100VAC
外形寸法 432(W) x 102(H) x 340(D)(端子含む)mm
重量
8.6kg
価格 シルバー: 770,000円(税込) / 700,000円(税抜)
ブラック: 880,000円(税込) / 800,000円(税抜)

製品画像


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