HEGELの求めるサウンドは、アコースティック楽器を最も自然な音で再生することです。透明感や微細なディテール表現、抑揚感、臨場感あふれる描写力を追求しています。その為、半導体物理学の豊富な経験から実際の音楽信号再生におけるトランジスターの動作を最適化させ、オリジナル音楽の忠実な再生を追い求めています。
特徴
- 数年に渡る、CD再生専用機開発の議論の末、HEGEL最新のCDプレーヤー "MOHICAN(モヒカン)" は誕生しました。"MOHICAN(モヒカン)"は、1997年発表のHEGEL最初のCDプレーヤーから学び続けてきた全てを注ぎ込んで開発されました。"MOHICAN(モヒカン)" の名前の由来は、同名の映画化もされた小説「The Last of the Mohicans」(モヒカン族の最後)に由来し、HEGELにとって最後のCDプレーヤーを意味します。
- 自らの膨大な音楽ライブラリーから、CD再生に重点を置くオーディオファイルのために、音質を最優先に位置づけCD再生のみに特化しています。多彩なデジタルフォーマットに対応するデジタル入力やストリーミング対応のネットワーク端子やヘッドフォン出力端子等を全て排除し 16bit/44.1kHz のCDからの情報を何一つ余すところなく取り出します。
- 最新のDACチップAKM4490を搭載し、16bit/44.1kHz のネイティブ解像度でアップサンプリングせずに使用。
- 独自カスタムのサンヨー製CDオーディオ・ドライブメカ採用(CD ROMドライブとは異なります)。
- オリジナルのサーボ回路を搭載し正確な読み取り精度を実現。
- 75オームBNCデジタル出力搭載。
- リアルタイムの歪み検出・除去を可能にした、特許技術 SoundEngine(サウンドエンジン)を、デジタルステージに使用し位相ノイズ(ジッター)を測定可能レベル以下に減少。
- アナログステージは、リファレンスDAC HD30と同構成で、電源部にも同様の超低ノイズパワーサプライを採用しています。
- アナログ出力(バランス x 1系統、アンバランス x 1系統)
- フロントパネルは緩やかなHEGEL曲線に切削された無垢のアルミニウムの表面に微小なガラスビーズによるショットピーニングブラストを施し表面硬度を上げ、独特の美しい風合いを持つブラックアノダイズ仕上げです。