Phazer Bank
4ch クラスAフェイズアジャスター
主な特長
- 4chフェイズ・アジャスター
- 2本のマイク、DIの位相、時差補正(0~180度/181~360度)
- 位相をコントロールするクリエイティブ・エフェクト
- イージーオペレーション
- 位相補正を低域に特化可能にするローパスフィルター搭載(レンジ切り替え可能)
- 原音に充実なクラスA回路
- 容易に比較可能なバイパススイッチ搭載
製品紹介
大好評のPhazerに4チャンネルのラック・タイプができました。Phazerは2本のマイクによる時差や位相ずれを補正するラインレベル・フェイズ・アジャスターです。ずれていた位相がピタリとあったときのサウンドは極めて優れています。
エレクトリックギターでは、ルームマイクとアンプからのダイレクト音をミックスし、太くて豊かなトーンを得られます。キックドラムでは、2本セットしたマイクにてアタックとレゾナントを組み合わることができ、スネアでは、表と裏にマイクを立て、ヘッドとスナッピーの両方を得ることができます。アコースティック楽器では、楽器の近くに設置したマイクとルームマイクをミックスして、バランスの良いサウンドを得られます。位相をコントロールすることで、音像をコントロールし、新しいサウンドをクリエイトできます。
Radial JDX等ギターアンプ用DIからのライン信号と、スピーカーキャビネットの前にセットしたマイクからの信号を組み合わせ、位相をずらすことで1970年代のトム・シュルツ(Boston)のようなサウンドを得ることも出来ます。Phazerはエンジニアにとって補正ツールであると同時に、クリエイティブなエフェクトでもあるのです。
Phazerは高いサウンドクオリティを保つため、100%ディスクリート・クラスA回路で構成され、極めてスムーズで自然な位相カーブを描きます。簡単なノブ操作のみで位相を0~180度(もしくは181~360度)コントロール出来、簡単に最適なスイートスポットを見つけられます。ローパス・フィルターを搭載し、位相ずれが顕著な低域に特化しての補正が可能です。
接続例
技術仕様
- Audio circuit type: Active analog phase adustment
- Number of channels: Mono
- Frequency response: 20Hz ~ 20KHz (± 0.5dB)
- Signal to noise: 77dB
- Dynamic range: 94dB
- Maximum input: +11.5dBu @ 1kHz, 1% THD+N
- Total harmonic distortion: 0.005% @ 1kHz, -10dBu output
- Input impedance: 10k Ohms, balanced
- Output impedance: 2k Ohms, balanced
- Low pass filter: Variable range, 300Hz ~ 3.8kHz / 3.8kHz ~ 38kHz
- Ground lift: Disconnects XLR pin-1 at XLR output
- Phase reverse: Inverts the signal phase at the output
- XLR configuration: AES standard (pin-2 hot)
- Connectors: ¼" TRS, XLR balanced inputs and outputs
- Construction: 14 gauge steel chassis & outer shell
- Finish: Durable powder coat
- Size: (W x H x D) 4.5" x 2" x 6" (114 x 57 x 147mm)
- Weight: 2.8 lb (1.3kg)
- Shipping size: L x W x D: 4.75" x 2.5" x 10.75" (121 x 64 x 273mm)
- Shipping weight: 3.05 lb ( 1.4kg)
- Power: +15V DC/400mA power supply included
- Conditions: For use in dry locations only between 5°C and 40°C